古典部シリーズ

全体的に、青春時代特有の全能感に対する抵抗とか、自分の才能への懐疑など、そういったものが描写され、小市民シリーズよりは、リアルな高校生像だと思います。

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

クドリャフカの順番 (角川文庫)

クドリャフカの順番 (角川文庫)

遠まわりする雛

遠まわりする雛

遠まわりする雛」で、千反田えるのキャラができてきました。バカっぽい知的キャラというか。不器用な理系キャラというか。
さよなら妖精」の初期版は、古典部シリーズとして書かれたとユリイカに記載がありました。つまり、ユーゴスラビアに思いを馳せるホータロー?? えるはどうするんだ!? ってことで、それはそれで読みたいと思うのです。つじつまが合わねーから商業的なリリースはムリとしても、同人的なメディアで公開しませんかねー(汎夢殿ででも)。